高く貴いあなたの性相を欽慕し、
お慕いする心情を、
あなたのみ前にすべて束ねてお捧げしながら、
過去を反省し、
現在を批判し、
あすの真なる姿を慕い求めますので、
あなたの息子となり、娘となる証を
お父様が賦与してください。
お父様が探してこられた息子の姿、
お父様が願われ、望んでこられた息子の姿と
なるようにしてください。
私たちが宇宙全体の価値を身代わりし、
中心の価値を身代わりする存在となることにより、
あなたがお慕いになることができ、
あなたのすべての感情と感覚、
あなたの□を通して、
私たちを「息子」と言い、「娘」とおっしゃることのできる、
真なる子女の姿となるようにしてください。
取るに足らない私たちを通して、
あなたがそのような息子・娘たちの姿を感じることができますよう、
私たちは願っています。
そこはかとなく私たちを愛されるお父様、
私たちの生命の土台を開拓するために
ご苦労されるお父様、
真なる息子・娘に出会うためのひと日の願いをもって、
長々とした歳月を耐えてこられたそのお姿の前に、
私たちは感謝をお捧げいたします。
私たちの心は、ただ
あなたを根源としていますので、
あなたの心が行かれるところに従って、
あなたが望まれる世界において、
一つの価値を備えることのできる
真なる息子の姿、
娘の姿を、この時間においても慕うのです。
私たちは、
神聖で慈悲深く尊厳であられるお父様の前に、
呼ばわれる息子・娘となることを願いながら
ここに出てきました。
お父様のほのかな依頼のみ言と勧告のみ前に、
あすの望みとあすの使命を誓う決意に満ちた
あなたの息子となり、娘となるようにしてください。
すべてを
真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九七〇・一二・一三)