住宅の防犯、強盗の侵入防ぐ対策を 窓のリフォームが有効
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです。解説は日本経済新聞の岸田幸子です。今回のテーマは「住宅の防犯対策」です。新年度で、転勤などで実家から離れる人も増えるのではないでしょうか。親と一緒か近くに住んでいれば、何かあってもすぐに助けに駆けつけられるかもしれませんが、遠方だとそうはいきません。大切な家族の安全を確保するためには、日頃から防犯意識を高め、対策を講じることが重要です。警察庁の「刑法犯に関する統計資料(2023年)」によると、住宅強盗の認知件数は2021年まで減少傾向にありましたが、23年は2年連続で増加しました。侵入強盗の発生場所は、マンションなどの共同住宅と比べて、戸建て住宅が多い傾向にあります。被害を防ぐには、強盗犯に侵入されにくい仕組みの導入がカギになります。具体的には窓にシャッターや面格子を取り付けたり、防犯性能の高い窓ガラスに交換したりするといった施策が有効です。一方、専門家によれば最近は監視カメラの過信は禁物だそうです。番組ではこうした最新事情や、リフォームにかかる費用などについて解説しました。後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、日本の6人組の女性アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」を紹介しました。岸田は「かわいい」や「好き」といった単語を連呼するユニークな曲が多いことや、ダンスや歌唱力のレベルが高いことなどを力説。彼女たちがライブなどで一生懸命に頑張っている姿を見るのが励みになっていると打ち明けると、宮島さんも「見るだけで元気になるものがあると、自分が地に足をつけて生きていると実感できる」と話し、"推し"がいることの重要性について頷きあいました。【日経電子版の関連記事】■相次ぐ強盗、実家の防犯対策は 窓の強化で侵入しにくく■マンションの防犯、ここに注意 オートロック過信は禁物
企業の効率よく稼ぐ力を示す「ROE」 日本はなぜ欧米の半分?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです。解説は日経マネー編集長の武田安恵です。今回のテーマは「自己資本利益率(ROE)」です。初心者にはちょっと難しい感じがしますが、株式投資では株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)と同じくらい重要な、企業の収益性を見る投資指標です。近年非常に注目されている指標でもあります。このROEの考え方や計算方法、そして日本企業にとってなぜROEが大事なのかを学びましょう。ROEとは株主が出資したお金や企業がこれまで稼いだ利益の蓄積(自己資本)を、いかにうまく活用して新たな利益を稼いでいるかを数値化したものです。数値が大きいほど効率よく稼げる企業ということになりますが、それを知るのに、なぜ売り上げと利益ではなく自己資本と利益を比べるのでしょうか。また東証プライム上場企業のROEは、直近3年間は9%台で推移しています。米国はS&P500種株価指数の構成銘柄の平均で20%超、欧州はSTOXX600指数の構成銘柄の平均で16%程度。日本企業は米国企業の半分程度です。番組では日本企業のROEが伸び悩んでいる背景や、どうすれば上げられるのかなどを解説しました。後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、これまでの映画や音楽とは異なる新機軸で「土鍋」を取り上げました。料理をよくする武田が土鍋の上手な活用法やそのメリットを力説したところ、「自分自身も炊飯器を買い替えようと考えていた」という宮島さんは、非常に興味を持ったようです。「土鍋でも同じくらいの時間でお米が炊けて、しかもおいしいのなら、新しく炊飯器を買うよりいいかも!」と、かなり本気で土鍋購入を検討していたようでした。【日経電子版の関連記事】■株主還元強化で注目高まるROE 利益の良しあしを確認■ビル、株式…優良資産持つ企業に投資 財務諸表がヒント
銀行口座の選び方と賢い使い方 無料送金、証券連携も活用しよう
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。3月10日に無事出産され現在産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです。今回のテーマは「銀行口座の選び方と使い方」です。4月から新生活がスタートするのを機に、新しく銀行口座を作ろうという人もいると思います。銀行側も新規口座獲得のため様々なキャンペーンを展開しています。お金の専門家であるファイナンシャルプランナーがよくお勧めしているのが、「生活資金用」と「貯蓄用」の2つの銀行口座を持つことです。給与が生活資金用の口座に振り込まれたら、毎月の貯蓄額としてあらかじめ決めた金額をまず貯蓄用口座に移してしまいます。日々の生活費は生活資金用の口座に残った金額の範囲内でやりくりすれば、お金がたまりやすくなります。番組では2つの口座の間で資金を移動する際に手数料無料で送金できるサービスや、銀行口座と証券口座の連携についても紹介しました。宮島さんも「投資未経験の私でも、口座連携で投資をしやすくなりそう」と興味を持った様子でした。後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、東京の歌舞伎座で3月27日まで上演中の「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」を紹介しました。宮島さんが大好きなスーパー戦隊シリーズの第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」で、5人の戦士が変身後、敵との戦闘が始まる前に次々と名乗りを上げるお約束の演出は、歌舞伎の有名なシーンを基にしているという話から始まり「現代の日本にも歌舞伎のストーリーや演出が影響を与えている」と宮田が説明します。さらに、宮田が個人的に考えている「忠臣蔵と週刊少年ジャンプの共通点」にも話が及びました。実は宮島さん、大学のゼミで「忠臣蔵」をテーマとしていたそうですが「忠臣蔵に少年ジャンプと同じ世界観があったとは、そこまでたどり着けなかった」と感心していました。【日経電子版の関連記事】■新社会人に送るマネーの基本 銀行選び、金利・証券連携で■普通預金、金利上乗せ条件見極め 証券口座と連携も■スマホで銀行利用しやすく 生体認証で不正利用防止
クレジットカードはどう選ぶ 年会費無料のカードでお薦めは?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。今回のテーマは「クレジットカードの選び方」です。皆さんの中には、4月に社会人になるのを機に初めてカードを作ろうという人もいるのではないでしょうか。2枚目、3枚目のカードを何にしようか迷っている人もいると思います。キャッシュバックなどのキャンペーンが多いこの時期にこそ知っておきたい、カードの選び方を日本経済新聞の露口一郎が解説します。産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです(なお、REINAさんは3/10に無事双子の女の子の赤ちゃんを出産されたそうです)。クレジットカード選びでは発行会社、国際ブランドがまず重要です。忘れてはならないのがポイントで、普段の生活でポイントがたまりやすく、使いやすいかに注目しましょう。宮島さんも「物価が上がっている今はポイントも大事。私の周りでもポイ活がはやっている」と話していました。番組ではシチュエーション別に年会費無料のお薦めカードも紹介しており、例えばコンビニでよく買い物する人なら三井住友カード(NL)が候補です。ポイント還元はローソンでスマホのタッチ決済をすれば利用額200円につき7%で、セブンイレブンなら条件達成で10%になります。外食でも多くのお店で7%還元になるため、宮島さんは「この低金利時代に7%は大きい」と、カードを作りたくなった様子でした。後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、任天堂ファミコンのゲームソフト「ダウンタウン熱血物語」を紹介しました。1989年に発売されたソフトですが、露口は最近、ニンテンドースイッチのスイッチオンラインで発見。久々にプレイしてみたところ改めて奥の深さを感じ、現在はまっているそうです。アクションゲームですが、主人公のくにおが敵の高校生を倒してお金を稼ぎ、アイテムや薬を買って、悪の総本山の高校に乗り込むというロールプレイング的要素が盛り込まれています。敵のセリフもユニークで、「ぴゅぴゅぴゅのぴゅー」と言うにしむらなど笑えるキャラが多いうえ、「まっはぱんち」や「まっはきっく」など魅力的な必殺技もあります。バケツなどで何連発も相手をたたく「まっはたたき」の威力には宮島さんも驚いていました。【日経電子版の関連記事】■クレカ積み立ても高還元の最上位dカード、得する人は?■JALマイル・dポイント、交換で増量キャンペーン
株主優待の廃止・改悪を避けるには? 銘柄選びのコツ
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。産休中のREINAさんに代わり、今週もフリーアナウンサーの宮島咲良(みやじま・さくら)さんが一緒に学んでくれました。解説は日経マネー編集部の田中創太です。今回のテーマは、株主優待の権利が確定する銘柄が一番多い3月だからこそ知っておきたい「優待株投資のポイント」です。優待株投資で最も避けたいのが、保有株の優待制度の廃止と改悪です。これが発表されると優待が人気だった銘柄ほど株価が急落する傾向にあり、投資家は売るか、保有し続けるかのつらい選択を迫られます。宮島さんも「欲しかった優待品がもらえなくなり、資産も減るというのは泣きっ面に蜂ですね」と共感してくれました。こうした事態を回避するために、田中は優待株選びのコツとして「優待利回りが高すぎる銘柄に注意すること」と「企業が優待を出している目的を見極めること」という2点を挙げました。番組内では、高すぎる利回りの目安や優待目的の見極め方、廃止されにくい優待品の特徴など実践テクニックを解説しています。番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは人気ロックバンドで、田中が中学生時代からよく聴いている「サカナクション」を取り上げました。田中が2月に群馬県高崎市まで足を運んでライブに参加した時のエピソードやサカナクションの魅力、最も好きな曲などについて盛り上がり、最後は、宮島さんが応援していたバンドが既に解散してしまったという話から、「推しは推せる時に推せ」という言葉を改めて噛みしめる宮島さんと田中でした。【日経電子版の関連記事】■株主優待制度の新設・廃止、事前に察知する方法は?■株主優待「長期保有でお得」続々 商品詰め合わせ6倍増も