サンディエゴ日本人教会 San Diego Japanese Christian Church
Religion & Spirituality:Christianity
English Translation 英語通訳 - Pastor Ichibei Honda 本多 一米 牧師
かつて幕末の時代、高杉晋作という侍がいました。彼は奇兵隊という武士と庶民から成る部隊を組み、外国艦隊からの攻撃に備え、江戸幕府との戦いに臨みました。しかし、その彼は28歳の若さで結核により亡くなり、その病床で「おもしろきことなき世をおもしろく」という辞世の句を詠みました。
高杉のこの詩に私達は深い共感を覚えます。外国の脅威を受け、幕府の圧政のもとに暮らし、その志(こころざし)半ば、28歳の若さで、倒れてしまう人生、それは「おもしろくない人生」と私達には思われます。しかし、高杉はその自分の人生を受け止め、その人生を「俺はおもしろく生きてきたぞ」と最期に詠ったのでしょう。
私達は今もコロナという「おもしろくないもの」に向き合っています。これから、この先も私達の向かう先に何が待ち構えているのか私達は知りえません。生きていくことは大変なことです。「生きていこう」という思いを持ち続けることが難しい時もあります。「よかった」と思うのも束の間、次には「どうしたらいいのだ」ということの連続、それが人生です。
そして、このことは今、始まったことではなく、古の昔から人はこの思いを抱えて生きてきました。聖書の中には高杉のように自分の人生に対して「おもしろくないな」と何度もつぶやいた人が出てきます。その彼は「伝道の書」という書を私達の手元に残しました。これからの日曜日、この伝道の書から「おもしろきことなき世をおもしろく」というテーマのもと、メッセージを取り次がせていただきます。
🎧礼拝メッセージ ポッドキャスト
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『聞かれない 祈りについて』大倉 信 牧師
『天を相手に生きる喜び!』大倉 信 牧師
『私たちは実の終わりを知っている - We Know the True Ending』本多 一米 牧師 Pastor Ichibei Honda
『悔いのない人生を生きたい』大倉 信 牧師
『壁越しではなく、垣根越しに』大倉 信 牧師
『与えましょう、与えられます』大倉 信 牧師
『私が変わります』大倉 信 牧師
『誰のために体を労るのか』大倉 信 牧師
『私は奇しき足跡を信じる』大倉 信 牧師
『「変化」は祝福を運んでくる』大倉 信 牧師
『点はつながり、やがて線となる』大倉 信 牧師
『その時、遺す言葉がありますか』大倉 信 牧師
『痛恨の失敗、されど・・・』大倉 信 牧師
『人の分際を知る』大倉 信 牧師
『リアリストであり、信仰者』大倉 信 牧師
『今こそ、座って考える時』大倉 信 牧師
『主よ、私と共に年を越してください』大倉 信 牧師
『Why Christmas? なぜクリスマス?』本多一米 師
『「乳飲子」として生まれる意味』大倉 信 牧師
『クリスマスはチキンとローソクか?』大倉 信 牧師
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