暦の上では、立冬を過ぎ「冬」になりました。今年は、10月下旬に厳しい寒波が北京を襲い、最低気温が氷点下になるなど暦よりも早く「冬」を実感しました。逆に、ここに来て少し厳しい寒さは緩んだようですが、日が沈むのがめっきり早くなり、やはり季節の移り変わりを感じます。冬を感じながらも、街中の街路樹の紅葉は今が見頃です。黄色く色づいた銀杏が北京の紅葉の主役です。少しずつ葉を落とし始めているとこもあり、足元に黄色い絨毯を敷いたような場所もあります。この葉が全て落ちきると北京は本格的な冬を迎えることになります。そんな冬本番になる前に、この人も紅葉狩りを楽しんだのでしょうか。今日は杜牧の「山行」を紹介します。
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