10月も下旬に差し掛かり、北京はますます秋の気配が濃くなってきました。街角では冬用のコートを着たり、薄手のダウンジャケットを羽織っている人もみかけます。晩秋であり、冬の入り口さえも見えて来たように感じることもあります。そして、気温の変化だけでなく、日が短くなったことにも驚かされます。朝、いつもと同じ時間に起きても外が暗かったり、夕方だと思っている時間なのに月が輝いていたり。こんな季節は部屋で本を読んだり、物思いにふけるのが似合いそうです。さて、今日は杜甫の「秋興」を紹介します。
view more